【上手な依頼の仕方】
第四話 依頼をする前に気をつけること。
●証拠を撮りたいならプロに任せましょう。
浮気調査の依頼を受けて、実際に調査をしてみると、かなり警戒している対象者がいます。
依頼者に確認をしてみると、「実は、自分で4~5回くらい尾行しました…。」という答えが返ってきます。
「自分で調べられるところまで調べてからプロに調査を依頼しよう。」というのは構わないのですが、依頼者が対象者を尾行するか、もしくは知人に頼んで尾行をした場合、対象者に気がつかれているケースがよくあります。
中には少しでも調査料金を安くしようと考えて、追い掛け回すだけ追い掛け回して、相談にくる人がいます。
ところがそういった場合、「対象者が非常に用心していて、浮気相手と会わない。」場合や、「常に周りを気にして、逃げ回ったりする。」場合が出てきます。
これでは証拠を撮るのに手間がかかり、調査期間が延びてしまったりして、結果的に調査料金がかさむことになります。
『メールって証拠になりますか?』でも書きましたが、浮気をしている夫のほとんどは、決定的な証拠をつかまない限り、まず本当のことは言いません。
「次からはもっと見つからないようにうまく浮気をしよう。」と、用意周到になるパターンが多いです。
ですから、調査を依頼する場合は、依頼者自身でいろいろ動き回らずに、素直に依頼するのが一番よいでしょう。
もし、対象者に警戒されているようなら、それも正直に話しましょう。調査会社もそれなりの調査の仕方があります。
調査会社に依頼する前に、まずは「対象者に気がつかれないこと。」が大切です。