「妻は40代。不倫なんてないない」
疑いもせず奥さまの浮気を放置しているかもしれない旦那さま。
以下のデータを見てください。
神奈川県厚木市。コンドームの製造・販売。企業・IR情報、製品紹介。…
女性の浮気率トップは、40代だそうです。
その割合は19％。
データで示されているように、40代女性の浮気や不倫は多いんですよね。
そこで今回ご紹介する事例は、40代アラフィフ妻の不倫を疑って浮気調査の依頼に来られた男性のお話です。
奥さまの不倫のきっかけはなんだったのか？
ご主人はなぜ不倫に気付いたのか？
ぜひご参考ください。
40代後半の女性が不倫にはまったきっかけ
事例の概要です。
・ご依頼者：大槻武さん （仮名）/ 52歳 / 会社員
・対象者：妻・可南子さん（仮名） / 47歳 / 専業主婦
・家族構成：妻 長男（21歳・大学生） 次男（19歳・大学生）
・婚姻歴：23年
ご依頼者の武さんは、管理職として日々忙しくしており、帰宅も遅くなるといいます。
奥さまの可南子さんは、長年専業主婦で、運動部で活躍する二人の息子の育児に奔走してきたお母さん。
長男・次男ともに大学進学と同時に一人暮らしを始めたため、現在は夫婦二人暮らしに。
「空の巣症候群というやつでしょうか…可南子は下の息子が家を出るとまもなく鬱っぽくなってしまって」
家事育児に一生懸命だったという可南子さん。
息子二人が自分の手を離れると、途端に気が抜けてしまったようです。
「それまで家事育児は可南子にまかせっきりで。可南子はママ友以外のつながりを持っていませんでした。今更ですが後悔です」
可南子さんに抑うつ症状が見られ始めてから、武さんはこんなアドバイスをしたんだそう。
「『家にいるから落ち込むんだ。何か習い事でもはじめてみたら？』そんな、他人事みたいに可南子に言いました」
しばらくして、可南子さんはPC教室に通うようになりました。
すると次第に生き生きとし始めたので、武さんもうれしく思ったそうです。
ところが、不審なことが。
ある平日の夜、武さんがいつもより早く帰宅すると、そこに可南子さんはいませんでした。
時間は20時。
「ちょっと買い物にでも出たのだろう」と、しばらく待っても帰ってこず。
結局、可南子さんが帰宅したのはそれから2時間後でした。
可南子さんの話によると、PC教室の仲間たちで食事会をしていたんだそうです。
そして、講師の先生にタクシーで送ってもらったとのこと。
武さんは不思議に思いました。自分とも晩酌をしない妻が、ほろ酔いで帰ってきたこと。
嫌な予感がし、可南子さんがお風呂に入っている隙に洗濯物をチェック。
洗濯機に入っていた妻の下着は、武さんが初めて見る、繊細なレースのあしらわれた紐パンでした。
「PC教室の食事会に紐パンは必要ないですよね？」
はい、ほぼ必要ないですね。
このような経緯で、アラフィフ奥さまの浮気調査が始まったのです。
奥さまたちの不倫は昼下がりに
可南子さんの浮気調査を始めてすぐ…「最初の」浮気の事実をつかみました。
白昼堂々ホテルへ出入りする可南子さんと男性。
お相手の男性は、やはりあのPC教室の講師なのでしょうか？
武さんの希望により、相手の素性も調査しました。
するとお相手は、ふた回り以上年下の男子大学生！しかもPC教室とはなんら関係のない人。
このあと、さらなる調査で意外な事実が発覚。
可南子さんは、特定の男性と不倫関係にあったのではなく、複数の男性と関係をもっていたのです。
PC教室の講師をはじめ、男子大学生、20代会社員、30代フリーター等々。
武さんはその事実に「いや、まさか」と笑っていましたが、証拠写真をお渡しすると神妙な顔つきで考えこみました。
「とりあえず、可南子と話し合ってみます。ありがとうございました」
それだけ言って、武さんは事務所を去りました。背の丸まった後ろ姿は寂しげでした。
不特定多数の相手と浮気をした妻の心
後日、武さんが報告にきてくださいました。
探偵に依頼したこと、浮気の証拠写真について可南子さんに突きつけると、彼女は涙を流して自ら語り始めたそうです。
PC教室の講師の先生と関係を持ったことをきっかけに、さらに心の隙間を埋めたくなってしまった。
そして、マッチングアプリで年上好きの男性たちと出会い…その場限りの関係を繰り返すようになってしまったんだとか。
息子たちが旅立ち、自分の役割を見失い、心に空いた穴が大きすぎて自分ではどうしようもなかったと言います。
可南子さんは、武さんに「ありがとう」と言ったんだそう。「気づいてくれてありがとう」と。
その後、武さんと一緒に可南子さんは心療内科へ行ったそうです。
まとめ
今回は、40代女性が複数相手と浮気を繰り返したケースでした。
40代が浮気や不倫に走るのは、ホルモンバランスによる身体的な変化もあれば、今回のように子育てが一段落して…という環境の変化、さらには心理的な変化も理由としてあげられます。
「うちの妻もなんだか最近…」と、不安に思うことがあれば、岡山の柊探偵事務所までぜひご相談ください。
