妻の浮気を疑がった意外なきっかけは、なにげなくしゃべった娘の言葉。

浮気を疑ったきっかけ

先日、岡山にお住まいの30代ご主人から「妻が浮気をしているかも…」というご依頼をいただきました。

最近は、男性からの浮気調査のご依頼も増えています。

奥さんはパート勤めで在宅が多く、これまでは浮気とは無縁だと思い込んでいたとのこと。

そんなご主人が奥さんの浮気を疑った意外なきっかけについてのお話です。

出産を機に仕事を辞めた妻

もともと結婚当初は共働きだったというご夫婦。

お互いに仕事にやりがいを感じ、忙しいながらにも充実した日々を過ごしていたそうです。

子供ができ、出産間近になって奥さんは仕事を辞め、その後は専業主婦に。

家のことや、子育ても頑張っていました。

もちろん、夫婦仲も悪くなく、穏やかな毎日を送っていました。

そんな奥さんが「仕事をしたい」と言い出したのは、娘さんが小学3年生になった頃のこと。

ご夫婦で話し合い、娘さんのことや家庭のことに影響が出ないように、週2~3回のパートに出るようになったそうです。

妻の浮気を疑い出したのは、子供の言葉

そんな生活が2年ほど続き、娘さんも5年生。お留守番もできる年齢になりました。

ただ、奥さんのパートの終了時間は子供が学校から帰る前ですし、パートがない日はもちろん家にいます。

娘さんが学校から帰る時間帯には奥さんが迎えるのが当然の毎日…と、ご主人は思いこんでいまいた。

ある日、ご主人が休日のとき、娘さんが「最近学校から帰ってもママがいないことが多い」と、ときどき留守番していることを知ったそうです。

しかも、娘さんが言うには、奥さんが自宅にいるときには誰かと楽しそうに電話をしているのだとか…。

ご主人にとっては、自分が不在のときのことですから全く気付かなかったのでしょう。

5年生にもなればだいぶ大人の事情も分かってくる頃ですから、娘さんも「ママが遅いのはどうしてか」と不安を感じていたのかもしれませんね。

娘さんから奥さんの外出が多いと聞いたご主人は、「そういえば、最近、昔とは違った雰囲気の洋服を見かけるような気がする」と疑問を感じるようになったそう…。

そう、今回の浮気調査のご相談は「小学生の娘さんからの言葉」がきっかけとなったとのことでした。

自分で調査するのは無理…とご相談に来られたご主人

奥さんが外出するのは、ご主人が不在の日中だけ。夜に外出することはほとんどなかったそうです。

これでは、娘さんからの言葉がなければ、ご主人が気づかないのも無理はありませんよね。

浮気を疑った当初は、自分で浮気の証拠を掴めないかと強気でしたが、奥さんはスマホを手放すこともなく、ご主人は自分で証拠を掴むのは無理そうと感じたそうです。

専業主婦の奥さん、パート勤めの奥さんの場合、浮気をする時間帯が日中を中心としているため、仕事をしている旦那さんが気づきにくい傾向にあります。

今回のケースは、年頃の娘さんがママの不倫を疑っていました。

これ以上ひどくなると娘さんの心を傷付けてしまわないかという子供への思い、そして「自分が留守中に裏切っているなんて…」という怒りの気持ちが入り混じっていたご主人。

まずは「浮気の証拠を掴みたい!」と当事務所に相談に来られたのです。

ご主人の話をヒアリングし、日中を中心に調査を開始。

なんと、浮気相手はパート先の上司でした。

数日間の調査の結果、パート時間が早めに終わっている日、そしてパートが休みの日にも、不倫相手の男性と会っている事実が発覚しました。

感情的にならなかったご主人の判断は賢明

今回、浮気調査をする前に、ご主人が感情的にならなかったのはとても賢明な判断でした。

普通、妻の浮気を疑うと怒りにまかせて問いただしたくなりますよね。

なかには「出ていけ」と追い出すケースもあります。

ただ、“怪しい・浮気をしているだろう”と問い詰めても、パートに行っているだけと主張されれば終わりです。

冷静に証拠を掴むこと、そのうえでの今後を考えるのが賢明です。

特に、子供がいる場合は、浮気の疑惑だけで問い詰めて夫婦仲が悪くなるのも避けたいものですよね。

今回のように、子供さんが浮気を知るきっかけとなった…というのは、話を聞いていても胸が痛いものがありました。

できるだけ、子供さんに心配をかけないように、それでいて今後についてしっかりと奥様と話し合いを進めていきたいと話してくださったご主人。

今後、どのような方向に進むにしても、やはり確実な証拠が必要になってきます。

浮気調査はご自分では難しいものですよね。まずは「悩みを相談する」というイメージで柊探偵までご相談ください。