浮気調査の期間はわずか3時間!「私はサレ妻です」奥様の執念の結果

みなさん、浮気調査にかかる期間はどれくらいかご存じでしょうか?

「長くかかりそうだし、その分費用もかさみそう」
こんなイメージはありませんか?

今回紹介するのは、ご依頼者様の希望で3時間限りの調査としたケース。
奥さまは「夫のために無駄なお金を使いたくないので」とおっしゃいましたが、そこにはそれ以上に複雑な思いがあったのです。

では、みなさんが気になっているであろう一般的な「浮気調査の期間」に触れながら、最短時間で終了となった浮気調査事例についてご紹介します。

浮気調査の期間は「3時間だけでお願いします」

探偵事務所での浮気調査期間は、目的などによりケースバイケースです。
1日で終わることもあれば、2か月ほどの長期にわたる場合も。

浮気の証拠をつかむために必要な期間は状況や目的によってもかなり異なるので、一概にはいえません。

当事務所では、基本的に1稼働3時間からお受け可能なわけですが、今回紹介する事例の奥さまから、次のように依頼されました。
「浮気する日時はピンポイントでわかっています。なので、3時間だけの調査でお願いしたい」

妻が1年間黙々と続けたこととは?

事例の概要です。

・ご依頼者:A(妻)/ 38歳 / 会社員
・対象者:B(夫) / 39歳 / 会社員
・家族構成:夫婦2人
・婚姻歴:8年

「私はサレ妻です」
淡々とした表情で自虐的な言葉を口にしたAさん。

その後も、冷たい表情で夫の浮気疑惑についてお話されました。
疑惑というより、Aさんの中では限りなく確信に近いようでした。

疑惑のきっかけは、1年前にさかのぼります。

妻Aさんが車で帰宅中、夫Bさんの会社前を通りかかると、Bさんはちょうど会社から出てきたところでした。

彼の隣にいたのは、女性。

Aさんは2人の姿を見た時、胸騒ぎがしたと言います。

会社から女性と2人で出てきたからといって、それが浮気であると考えるのは早計です。
Aさんもそれは理解していました。
こんなことでいちいち浮気を疑われていたら、異性と話すことすら怖くなりますよね。

しかし、Aさんにとっては「こんなこと」では済みませんでした。
愛するご主人のとびっきりの笑顔が、その女性に向けられていたからです。

客観的に見れば、同僚の女性と同じタイミングで会社から出てきて談笑していただけのこと。
Aさんはヤキモチを焼いただけ。

それで終わればよかったのですが、Aさんは最近の夫の小さな変化と今見たものを瞬時に結びつけました。
例えば、最近ハミガキ粉を変えたこと。ジムに通い出したこと。

Aさんは、その時から記録するようになったのです。夫の行動のすべてを。

何時に帰宅したか、夕食は済ませてきたか。休日の外出。起床時間、就寝時間、入浴時間、機嫌や口数、自分へのスキンシップや夜の営み、歯を磨いている時間、飲食の変化、洗濯の頻度…
とにかくなんでもメモしていました。ノートには、夫Bさんの1年分の行動記録が。

Aさんの中で浮気は確信に変わり、Bさんの浮気の頻度やタイミングもわかってきました。

日時指定で「3時間だけ」という依頼に対して、
「浮気相手が現れた場合、尾行して自宅の特定は希望されますか?その場合、時間延長になる可能性があります」
と、意向をお伺いすると、驚いた表情を見せました。

「いえ、結構です」

目を泳がせながら答えるAさん。それまで淡々とお話されていただけに、この時の動揺は意外でしたが、後々、その理由がわかりました。

欲しかったのは別の事実

Aさんからの情報に基づいて張り込みをすると、Bさんが一回り年下の女性とホテルに入っていく姿をとらえることができました。
予想通り、同僚と思しき女性と、ホテルで2時間ほど過ごして帰っていったのです。

調査結果をお伝えすると、これまで気丈に振舞っていたAさんは、声を押し殺すようにして泣き出しました。

理性的なAさんが崩れていく様子を見ていると、本当に、不倫とは「魂の殺人」であるように思います。

Aさんは、夫Bさんへの愛があったからこそ行動観察を始めたのでしょう。
きっと「浮気じゃない」と信じながら、浮気じゃない証拠が欲しかったのかもしれません。

だからこそ、調査時間を3時間に限定したのかとも思います。
本心では、浮気の証拠をつかみたくなかったから。
例えば、いつもより3時間遅く帰宅するのは、ジムに行っていたから、とか。

2か月後、Aさんは再び来室されました。
「慰謝料を思いっきり取りたいから、そのための調査をお願いしたいんです」
晴れやかな表情をされていたのが救いです。

自分で調査をするのは危険を伴うので注意

事前情報が充実していると、対象者の行動パターンがつかみやすく、調査期間を短くしたり費用を抑えたりすることにもつながります。

しかし、情報収集のためにやりすぎるのは禁物。

浮気を疑っていることがバレると、相手は警戒し、しばらく浮気を控えるようになるでしょう。
そうすれば、かえって調査期間が長くなりかねません。

また、個人のクレジットカードの明細やスマホには、浮気につながる情報があふれているからといって、勝手に見ることはプライバシーの侵害にもつながります。

今回のケースでは、Aさんが浮気を疑っていることをおくびにも出さずに、淡々とふだんの行動を記録しただけでした。
相手のスマホを絶対に触らなかったり、自分で尾行したりしなかったのはAさんの賢明な判断です。

「浮気をしているか確かめたい」「浮気の証拠をつかみたい」そんな時は、浮気調査・不倫調査のプロである岡山市の柊探偵事務所まで、お気軽にご相談ください。