こんにちは、柊探偵です。
先日、奥さんから旦那さんの浮気調査の依頼を受けました。
相談が終わると奥さんから、「報告書を見たくないので、結果だけ教えてください。」と言われました。
年間に1~2人ぐらいでしょうか、同じことを言われる方がいます。
自分の夫や妻が浮気しているのを積極的に見たい人は一人もいないでしょうから、報告書を見たくない気持ちはとてもよくわかります。
しかし、本当のことを知って、前に進むことがどれだけ大切なことか、今までの依頼者の方を見て、自信を持って言うことができます。
見たくなければ無理に見る必要はないですし、嫌な物を見ないのも全然アリだと思います。
報告書を見た依頼者の方は、感情的になる方もいれば、落ち着いた様子で受け入れている方もいますが、全員ショックを受けているのは紛れもない事実です。
それでも、浮気の問題を解決しようと、必死になっているのです。
今回の奥さんは、「この先、言い合いや喧嘩をすることもあるでしょうから、ことあるごとに思い出してしまい、口に出してしまいそうなので、見ないことにしました。」と言われていました。
目と耳では、記憶の残り方や印象が全然違いますから、報告書を見ないのも一つの方法かもしれません。
しかし、現実をしっかりと見て、前に進んでいる方がいるのも事実です。
報告書を見てショックを受けているにもかかわらず、「本当のことがわかって、安心しました。」と言われる方が多いのです。
そんな依頼者の方からは、なにか覚悟ができたような、強い気持ちを感じることができます。