今年のGWは急な調査依頼の問い合わせがあり、四国から岡山県に観光に来ていた夫の浮気調査を行いました。
話を伺うと、夫婦で四国から岡山県に観光に来ており、夫のみ岡山県にもう1泊して帰るということで、1人になった後の行動が気になるとのことでした。
確かに、ものすごく不自然ですね。
以前から、出張や遊びで1人で岡山県に行くことがあったので、それも今回調査を依頼したきっかけでした。
ほぼ調査当日の依頼(夜中午前2時)だったので、夫が寝た後にこっそりホテルを抜け出し相談に来ていただきました。
同じホテルで浮気相手ともう1泊
調査当日、ご主人は奥さんと別れた後、一旦宿泊するホテルへと戻ります。
そして着替えてホテルから出てくると、落ち着きがない様子で周りを見回しながら、ホテル向かいにある駐車場へと足早に向かいます。
そして、駐車場に止まっていた一台の車に近づき、車から降りてきた女性と人目もはばからずいきなり抱擁。
しばらく抱擁した後、そのまま2人でホテルに戻り一泊を過ごします。
奥さんが帰ったばかりで、すぐに2人で部屋に行くとは、先ほどの警戒行動はなんだったのかというぐらい大胆です。
そして翌朝、チェックアウトに出てくるはずなのですが、正午になっても出てきません。
これは嫌な予感。
ホテルのロビーで長時間の張り込み
ホテルのロビーで長時間の張り込みをしても、ホテルの従業員が声を掛けてきたり、警察を呼んだりってことはまずないので、そのまま居座ればいいだけのことなのですが、途中から冷たい視線と、もの凄いプレッシャーに押しつぶされそうになります。
1時間は余裕、2時間くらいから「ん?」と思われるようになり、3時間からは完全に不審者扱いで、チラチラ見られるようになります。
従業員に聞こえるように、「おっせえなぁ。」と言ってみたり、わざと聞こえるように舌打ちしたり、とにかくイライラしながら人を待っている感じを出します。
そして、イライラから呆れ、最後は諦めた感じを出し、演じきります。
そんなときでもこちらのネタ(?)が切れないように、普段から俳優さんの演技を参考にしたりします。
朝早く出てしまったでは冗談で済まされないので、この日は朝6時からロビーに居ます。
すでに6時間経過。
ここまで経過してしまえば、逆にもう大丈夫です笑
白昼堂々と女性とデート
するとちょうど奥さんから連絡があり、夫から、「もう一泊して帰る。」と奥さんにLINEがあったとの事。
午後1時が過ぎる頃、やっと2人がエレベーターから降りてきます。
そして、後楽園やら桃ボート、岡山城と観光し、ホテルに戻りもう一泊。
翌朝、2人でホテルを出て別れ、女性は自身の車で自宅に帰宅し、無事に女性の自宅を特定。
急な調査で、内容もなかなかハードになりましたが、浮気の証拠も無事掴むことが出来ました。
出張の時を再調査
念のため、もう一度証拠を押さえておきたいということだったので、2か月後に再依頼されました。
今度は仕事の出張で、1泊2日で岡山に来るそうです。
ご主人の仕事は、薬品会社の営業所の管理で、県外に行くこともよくあるということでした。
追加で不倫の証拠を確保
調査当日、ご主人は車で自宅を出ると、出張先の岡山に行きます。
仕事を終え、ビジネスホテルにチェックイン。
ここからが本番です。
浮気相手に背格好が似た女性がビジネスホテルに現れ、ご主人の部屋に直接入るのを確認。
ビジネスホテルでは、ドアの出入りを撮影しなければ証拠になりずらく、かなりの調査技術が必要です。
翌朝、2人が別々に部屋を出ていくのを確認。
過去の調査では、いったんビジネスホテルにチェックインした後、ホテルを出て浮気相手の自宅に行くご主人もいました。
なかなか手の込んだやり方で、ここまですると巧妙でわかりにくいです。
調査は、最後の最後まで油断ができないと感じます