マッチングアプリの彼が既婚者かも?見分け方と泣き寝入りしない方法を解説!

未婚既婚 コラム

「彼、自宅に連れてってくれないし、週末はいつも忙しいって…」

マッチングアプリで出会った男性に、そんな違和感を覚えたことはありませんか?

私たちの探偵事務所にも、「彼が既婚者かもしれない」と不安を抱える女性たちからのご相談が後を絶ちません。

中には、結婚を意識して交際していたにもかかわらず、相手が既婚者だったと発覚し、大きなショックを受けた方も。

この記事では、マッチングアプリで出会った男性が既婚者かどうかを見分ける方法や、泣き寝入りしないために備えておくべきポイントをお伝えします。

気になる行動があるなら、まずはこの記事を読んで確かめてください。

【要注意】マッチングアプリに既婚者?見分け方のポイント

「本当に独身?」と感じた時、ヒントになるのが相手の言動です。

ここでは、既婚者にありがちな行動の特徴10個と、特に用心深い既婚者の行動パターンも合わせてご紹介します。

よくある独身偽装の特徴10選

私たち探偵事務所に寄せられた実例をもとに、独身と偽って近づいてくる人の特徴をまとめてみました。

  1. 自宅を教えてくれない
  2. 勤務先を教えてくれない
  3. 身分証を見せたことがない
  4. 知っているのは連絡先(LINEや電話番号)のみ
  5. そもそもマッチングアプリで知り合った
  6. 外出より家デートを好む
  7. 泊まりの旅行や長時間のデートを避ける
  8. ミニバンに乗っている
  9. 車には乗せてくれない
  10. 週末や夜に連絡が取れない

上記のうち複数当てはまる場合は、既婚者の可能性がかなり高いといえます。

番外編:用心深すぎる既婚者の行動とは?

ここまでのリストに当てはまらないからといって、安心はできません。

中には、驚くほど用心深く行動する既婚者も存在します。

例えばこんなケース。

『いつもレンタカーで現れる』

自分の車はタイムズ駐車場に停め、タイムズレンタカーに乗り換えて女性とデートをする独身偽装男性がいました。

男性からすればこれは「不倫」。

デート相手の女性はもちろん、自分の家族にもバレないよう、ここまで徹底するケースもあるのです。

「彼、既婚者かも?」と思ったら今すぐやるべきこと

独身偽装の可能性を感じた時、何よりも大切なのが「証拠を残す」ことです。

ここでは、今すぐできる具体的な行動を2つご紹介します。

アプリやLINEやりとりはスクショ保存

マッチングアプリのチャット画面やLINEでのやりとりをスクリーンショットで保存しておきましょう。

相手がメッセージを削除したり、アカウントを消したりした場合、記録が失われてしまう可能性があります。

気になるやりとりがあれば、早めに保存しておくことが大切です。

録音・動画で記録を残すのも有効

やりとりに証拠となりそうな内容がない場合は、直接「本当に独身?」と確認する場面を録音・録画しておくのも有効です。

本人が自分の口で「独身だ」と言っている記録があれば、後に独身偽装を立証する強力な証拠になります。

スマートフォンの録音アプリやボイスメモなどを活用し、自然な流れで会話を引き出すようにしてみてください。

彼が既婚者だった…泣き寝入りせず慰謝料請求するには?

結婚を考えていた相手が既婚者と知った時のショックは計り知れないものです。

しかし、泣き寝入りする必要はありません。

相手男性に慰謝料を請求できる可能性があります。

ここでは実際に関わってきたケースをもとに、調査を行うべきケースや、慰謝料を請求できる条件を解説します。

調査依頼を受けるケース

一方で、騙される悔しさも重々承知しています。

そのため、以下の条件を満たす場合には、調査を受け付けています。

  • 相手が既婚者であることを隠していた
  • 肉体関係、またはそれに類する行為があった
  • 結婚を前提とした真剣な交際であった

これらに当てはまる場合は、証拠を押さえることで、慰謝料請求につなげられる可能性があります。

『貞操権の侵害』で慰謝料請求できるケースとは

独身偽装による交際では、「貞操権の侵害」が成立し、慰謝料が認められることがあります。

相手が既婚者であることを隠していた上で、あなたが独身だと信じて肉体関係を持っていた場合、法律上の権利侵害とされるのです。

貞操権の侵害により慰謝料請求できるケースであれば、泣き寝入りせず調査をする価値があるといえます。

相手の妻から慰謝料請求される可能性は?

既婚者と知らずに交際していたとはいえ、「私が奥さんから訴えられるかも……」と不安に思う方もいるでしょう。

結論から言えば、あなたが相手を独身だと信じていた場合、基本的に慰謝料を請求されることはありません。

なぜなら、不貞行為とは「既婚者と知りながら肉体関係を持った場合」だからです。

知らなかったことを証明できれば、責任を問われることはまずありません。

そのためにも、相手が独身であると信じていた証拠や、相手が既婚であることを隠していた記録を残しておくことが、あなた自身を守る手段になります。

「既婚者とは知らなかった!」このセリフで慰謝料の支払いから逃げられる?
「パートナーの浮気相手に慰謝料を請求してやりたい!」 そう意気込んで探偵に証拠を撮ってもらったのに、いざ浮気相手に慰謝料請求したら次のように言われるかもしれませ…
www.office-hiiragi.com

まとめ

マッチングアプリなどでの出会いは気軽で便利ですが、既婚者が独身を装って近づいてくるリスクもあります。

今回挙げた独身偽装の特徴と照らし合わせ、「もしかして…」と感じたらまずは証拠を残して自分を守る行動をとってください。

マッチングアプリで恋をすること自体は悪いことではありません。

ただ、実際に独身偽装男が紛れ込んでいることを念頭に置いて、慎重に相手を見極める目を持ちましょう。

そして、「泣き寝入りしたくない」「慰謝料請求を考えている」といった場合には、私たち探偵事務所へご相談ください。

あなたが納得のいく形で前に進めるよう、しっかりサポートいたします。

著者プロフィール

1980年岡山生まれ。探偵歴24年、不貞の証拠撮影が得意です。現役で調査現場にも出ており、依頼者様との相談も全て担当しております。個人の依頼者様、法律事務所、夫婦カウンセラーからご依頼を受けています。

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