「釣りに行ってくる」と、釣り具一式を抱えて家を出ていく夫。
連絡もなく、帰宅は翌朝。
本当に竿を振っているのか、それともまさか、誰か別の女性と会っているのか――。
実は、「釣り」は浮気の口実にされやすい趣味のひとつ。
一人で出かけても不自然に思われず、長時間家を空けても怪しまれにくいため、浮気に利用する男性が少なくありません。
今回は、そんな「釣り好き夫」の浮気の真相を見抜くポイントと、実際にあった事例を紹介します。
釣りが浮気の口実にされやすい理由
釣りは健全な趣味である一方、浮気の隠れみのとしては非常に便利です。
なぜなら、釣りならではの「言い訳のしやすさ」があるからです。
一人行動が自然
釣りは仲間と行っても一人で行っても不思議ではありません。
だからこそ、「今日は一人で行く」と言われても特に疑うこともなく、行き先をごまかされてしまいます。
長時間家を空けても違和感なし
釣りは朝早くから出発し、帰りが夜遅くなることも珍しくありません。
夜釣りや遠出ともなれば、丸一日家を空けることも普通です。
そのため、実際は別の場所に行っていたとしても「釣りに行っていた」と言われれば疑いにくいでしょう。
クーラーボックスが空でも言い訳可能
実際、釣りは「ボウズ(釣果ゼロ)」も珍しくありません。
クーラーボックスに何も入っていなくても「釣れなかった」で済ませられるため、それ自体は「釣りに行っていない証拠」とはならないのです。
連絡が取れなくても不自然じゃない
「スマホを濡らしたら困るから車に置いていた」――この一言で、長時間連絡が取れなかったこともごまかされてしまいます。
こうした理由から、釣りは浮気の口実として非常に使いやすい趣味なのです。
怪しいサインをチェック!
では、釣り好きの夫が本当に釣りに行っているのか、それとも浮気しているのか……見抜くヒントを紹介します。
道具の手入れをしていない
釣りの後は必ず竿やリールを洗ったり拭いたりするもの。
特に海釣りでは手入れを怠ればすぐ錆びつきます。
それなのに帰宅後は道具の手入れをしない、またはなぜか道具がピカピカのまま、あるいは埃をかぶったままなら、「釣りに行った」という言葉に疑問を持ってよいでしょう。
一緒に行こうとすると断られる
「今度一緒に行きたい」と言ってみてください。
自然に受け入れられれば問題ありません。
しかし毎回、「人が多いと釣れない」「危ないからやめておけ」と何かと理由をつけて断られるなら注意が必要です。裏で会っている相手がいる可能性があります。
釣果が不自然
- 毎回「釣れなかった」ばかり → 実際には釣りをしていないかも
- 逆に毎回ちょうどよく魚がある → スーパーで買ってごまかしている可能性
「釣果」で浮気の有無を見抜けることもあります。
【相談事例】釣り帰りに魚を購入していたケース
探偵調査で実際にあった事例を紹介します。
ある夫は「釣りに行く」と言って家を出ました。
しかし調査の結果、実際は浮気相手の女性と密会。
その帰り道でスーパーに立ち寄り、魚を購入してクーラーボックスに入れて帰宅していたのです。
妻は魚があるのを見て「やっぱり釣りに行っていたんだ」と信じ込んでいましたが、真実はまったく別のものでした。
このように、釣り具や釣果をうまく利用してごまかす男性は珍しくないのです。
怪しいと思ったら探偵に相談を
「本当に釣りに行っているのか」を家庭内で見極めるのは難しいもの。
問い詰めれば夫婦関係が悪化する可能性もあります。
そんなときは、探偵に相談してみましょう。
尾行や張り込みを通じて、実際にどこへ行っているのかを客観的に調査できます。
しかも、集められた証拠は裁判でも有効。
「釣りに行っている」と言う旦那の行動に少しでも疑問を感じたら、一人で悩まずプロに相談してください。