年間5件。
これは、当事務所に持ち込まれる「他社で失敗した浮気調査」の件数です。
いずれも、調査対象者に警戒されている難しい状況でしたが、すべての案件で不貞の証拠を押さえることに成功しています。
「もうバレてしまったから、証拠を取るのは無理かも…」
そんなふうに諦めかけている方もいるかもしれません。
ですが、警戒されていても調査の『やり方』を見直すことで、証拠をつかむチャンスは十分に残されています。
この記事では、警戒心の強くなった調査対象者から証拠を押さえるための、プロの調査手法と実践的な対処法をご紹介します。
浮気調査がバレると、証拠は取りにくくなる?
浮気調査が相手にバレると警戒されてしまいます。
そのため、浮気の証拠を押さえるハードルは確実に上がります。
とはいえ、証拠を取ること自体が不可能になるわけではありません。
大切なのは、「どのような手段で」「どのタイミングで」調査を再開するか。
適切な方法をとれば、相手の警戒心を最小限に抑えながら、再び証拠をつかむことは可能です。
警戒されても証拠をつかむ、探偵の調査テクニック
警戒されてしまった相手から証拠を取るには、「一般的な調査方法」は通用しません。
ここでは、他社とは違う私の調査スタイルと、その強みについてお話しします。
他社でバレた案件は私の得意分野です
探偵といっても、実力は千差万別。
中には、対象者に気づかれているにもかかわらず、そのまま調査を続けてしまう探偵も存在します。
そして、バレた理由が自社の調査だとは認めず、バレてないと嘘をついたり、バレたことを依頼者側のせいにしたり。
現場のことが見えないので、いくらでも嘘がつけてしまいます。
実際に、そういった調査報告書を見るたびに「これでは証拠をつかめないだろうな」と感じることも少なくありません。
一方で私は、警戒されている対象者からも証拠をつかむことができます。
実際、他社で失敗した案件であっても、私のもとで再調査を行って証拠を押さえたケースも多いです。
ではなぜ、そんなことが可能なのか?
その秘密は、私が用いる手法にあります。
「気配すら残さない」撮影法
よく使われる調査手法には、
- 車内からカメラで撮影する方法
- カメラを設置して記録する方法
がありますが、いずれも対象者に気づかれるリスクを伴います。
さらに、設置カメラの場合は、完全に隠さなければ第三者に見つかるリスクも。
そこで私が活用しているのが、Wi-Fiを使って映像を飛ばし、遠隔でリアルタイム確認する方法です。
同様にカメラを仕掛けることにはなりますが、完璧にカメラを秘匿しています。
次の写真に実際の撮影方法でカメラを仕掛けていますが、わかりますか?

この方法で、これまで一度もカメラが発覚したことはありません。
こうした「気配すら残さない」調査テクニックがあるかどうかが、成功の鍵を握っています。
警戒された後でも、証拠を得る5つのコツ
警戒心を持たれてしまった相手から証拠を得るには、慎重な対応と根気が欠かせません。
ここでは、証拠を得るために知っておきたい5つのポイントをご紹介します。
時間をあけて「警戒心の緩み」を待つ
一度強まった警戒心も、時間とともに薄れていくものです。
思い切って半年〜1年ほど期間をあけることで、相手が油断し始め、再び浮気調査のチャンスが訪れることがあります。
時間をかけて粘り強く調査する
警戒している対象者相手では、時間も費用もかかってしまいますが、粘り強く調査を続けることで証拠をつかむことが可能です。
良心的な探偵であれば、定額で調査をしてくれるなど、費用面にも柔軟に対応してくれる場合があります。
浮気を疑っている素振りを見せない
相手に「探られている」と気づかれると、行動は一気に慎重になります。
詮索・束縛・問い詰めは控え、あえて無関心を装うことで、警戒心を弱める効果があります。
感情的にならず、平穏を心がける
ケンカになって感情が高ぶると、つい浮気のことを問い詰めてしまうかもしれません。
相手に警戒心を抱かせないよう、腹立たしい気持ちを抑えて対応してください。
辛いですが、「証拠をつかむまでの辛抱」と自分に言い聞かせましょう。
ボイスレコーダーやGPSを使うなら慎重に
ボイスレコーダーやGPSの活用は、手早く証拠を集めるためには大変有効な手段です。
ただし、この方法は、絶対バレないことが前提です。
バレた場合のリスクが大きいため、実行するなら慎重に行ってください。
警戒しつつ「会うのをやめない」不倫カップルは多い
警戒しているとはいえ、不倫関係そのものがすぐに終わるとは限りません。
むしろ、「警戒しながらも関係は続いている」というケースがほとんどです。
一度浮気がバレそうになっても、相手との関係に未練があれば、用心深くなりながらも会い続けるのが不倫カップルの特徴です。
つまり、こちらが諦めずに粘り強く調査を続ければ、証拠をつかむチャンスは必ずやってくるということです。
焦らず、冷静に状況を見極めながら、再び動くタイミングを待ってみましょう。
成功事例
浮気相手のアパートに出入りする夫、自分で調査をした奥さんの話
奥さんは子供を実家に預け、レンタカーを借り、ビデオカメラを手に持ち、浮気相手のアパートで待っていました。
すると午後8時、夫の車が浮気相手のアパートの駐車場に止まり、車から降りた夫は部屋に向かいます。
奥さんは慌ててビデオカメラを用意しましたが、辺りは真っ暗で、ピントも合わず、全く浮気の証拠が撮影できなかったそうです。
しかし、そこでめげずに翌朝、アパートから出てくる夫を撮影しようと、奥さんは再びアパートで張り込みをしました。
そして、午前7時30分、夫が浮気相手のアパートの部屋から出てきました!
奥さんはまたまた慌ててビデオカメラを用意し、夫を撮影しようとしましたが、それに気がついた夫が、なんと奥さんのレンタカーの方に向かってきました。
奥さんは大慌ててで車を出し、追ってくる夫から逃げたのでした。
致命的ではないとの判断
私はこの話を聞いて、致命的なバレ方ではないと判断したので、依頼を受けました。
2週間ほど時間を空け、浮気相手の部屋の出入りが撮影できる場所にカメラを設置しました。
カメラを設置する時は、誰にも見られてはいけないので、夜中に行います。
警戒するものの浮気はやめない夫
調査の結果は、夫は浮気相手のアパートに入る前に、周囲を歩き回ったり、部屋の周りを見回したり。
しかし、気になることがなければ、結局浮気相手のアパートに入るのでした。
無事に、設置していたカメラで証拠を掴むことに成功しました。
- 見慣れない車や人がいる
- 不審な物が置いてある
こういったことがなければ、人は安心して浮気します。
警戒された後こそ、探偵の腕の見せどころです
相手に警戒されてしまったからといって、証拠をつかむ道が完全に閉ざされたわけではありません。
むしろ、こうした難しい状況こそ、探偵の技術力が問われます。
私自身、他社で失敗した案件を数多く引き受けてきましたが、警戒されている対象者から証拠を押さえることには自信があります。
もし、「調査を失敗してしまった」「相手が明らかに警戒している」そんな状況でお悩みならご連絡ください。
必要な証拠は、まだ手に入れられます。