「今日は会社に泊まるから」
そんな夫の一言に、心の中がざわついた経験はありませんか?
もちろん本当に仕事で泊まることもあります。
ですが一方で、「会社に泊まる」という言葉が浮気の隠れみのになっているケースも少なくありません。
この記事では、実際の相談事例をもとに「会社に泊まる夫」の行動をどう見極めればいいのか、そして妻がとるべき対応について、探偵の視点からお伝えします。
相談事例:夫が会社に泊まっているようなんですが…
「夫が家に帰ってきません。会社で寝泊まりしているようなんですが…」
そう相談に訪れたのは、38歳の夫を持つ奥さんでした。
夫は「仕事でトラブルがあったから会社に泊まる」と言い始め、最初は週1回程度。
ところがその頻度は週2回、3回と増え、やがてまったく家に帰らなくなったのです。
奥さんは「まさか浮気なんて」と、夫の潔白を信じていましたが、探偵の調査で判明したのは……
会社ではなく、若い女性のマンションに通っていたという事実でした。
結果、夫は浮気を認めて謝罪。
生活費の管理を妻に任せることで話し合いは決着しましたが、奥さんは「他人の話ならすぐに浮気だと思えるのに、自分のことになると信じられないものですね」と話されていました。
このように「会社に泊まる」という理由の裏に浮気が隠れているケースは珍しくないのです。
「うちは大丈夫」と思っていても、注意は必要です。
夫が会社に泊まる主な理由
もちろん、すべてが浮気ではありません。
夫が会社に泊まる理由にはいくつかのパターンがあります。
1. 残業や激務によるやむを得ないケース
大きなプロジェクトや納期前で、物理的に帰宅できない状況になることもあります。
特に業界や職場の文化によっては、終電を過ぎてしまい会社で夜を明かすケースも珍しくありません。
2. 出張やイベントによる一時的なケース
展示会やイベントの準備・後片付けで終電を逃すことも。
繁忙期だけのイレギュラーな対応なら、必要以上に心配しなくても良いでしょう。
3. 家庭環境が原因のケース
家庭内の不和や義両親との同居などから「家に帰るより会社に泊まる方が気楽」と感じる男性もいます。
帰宅したくない心理が隠れているケースです。
4. 趣味・浮気などその他のケース
趣味や遊びに没頭する人もいますが、やはり一番多いのは浮気。
「会社に泊まる」という口実で、浮気相手の自宅に足を運んでいる例は少なくありません。
妻がとるべき最初の対応は?
「会社に泊まる」と夫に言われたとき、まずは「お疲れさま」と労いの言葉をかけてあげましょう。
いきなり疑いをぶつけると、本当に仕事で泊まっている場合に関係がこじれるリスクがあります。
ただし、少しでも「おかしいな」と感じたら、過去に不審な点がなかったかどうかを思い返してみることが大切です。
本当か嘘かを見極める方法
「会社に泊まる」という言葉に違和感を覚えたら、次のように観察してみてください。
夜中に会社を見に行ってみる
夫の車が停まっているか、オフィスの電気が点いているかを確認すると、実際に会社にいるかどうかの手がかりになります。
翌日の態度を注意深く観察する
やたら細かく説明してきたり、逆にまったく話さなかったりと、態度が極端な場合は嘘をついているサインかもしれません。
泊まりの頻度に注意する
週に数回以上の頻度で「会社に泊まる」と言う場合は要注意。
実際には浮気相手の家に泊まっているケースが多いのです。
不安が消えないなら探偵に相談を
自己流の確認ではどうしても限界があります。
探偵であれば、裁判でも有効となる客観的な証拠を押さえることができます。
「本当に会社に泊まっているのか、それとも別の場所なのか……」
世の中の奥さんたちが胸の内に抱えるそんな疑問。
答えを明らかにすることで、漠然とした不安からは解放されることでしょう。
白黒はっきりさせたい、不安を解消したい、と感じたときは、一人で抱え込まずに探偵に相談することが解決への近道です。
夫が会社に泊まることが多くて気になる……そんな悩みがあれば、まずはお気軽にご相談ください。