今回は長年連れ添った夫の浮気が発覚した奥様のお話。
子どもたちも大きくなって、やっと自分の時間ができ、やりたかったことが出来ると思った矢先の出来事。
今回は、とてもわかりやすい、ご主人の行動が、浮気発覚のきっかけでした。
ご主人のあからさまな態度が引き金に
今回ご依頼の奥様は62歳、専業主婦。
ご主人は65歳で定年退職をしたものの、健康そのもので、まだ元気もあることから保育園の運転手のアルバイトを始めました。
夫婦仲は良好で、休みの日には一緒に出掛けたり、旅行に行ったりしていたそうです。
もう良い年だから、昔のようにデートみたいな感覚はないものの、とても良い老後になってきたなと感じていました。
しかし、アルバイトを始めて少し経った頃から、態度が徐々に冷たくなり、休日の誘いもなく、ご主人が一人で出かけることが多くなりました。
『怪しい』
奥様はすぐにその態度に気が付きました。
そんな行動に加え、ご主人は、スマホを肌身離さず持ち歩くようになり、寝るときには枕の下に隠すようになりました。
奥様は
『浮気かな?ほっといたら治るかな?もういい年だし。。。』
なんて考えながらも、気になって仕方ありません。
そう考えているうちに、ご主人は奥さんと会話を全くしなくなりました。
無言で食事をし、帰りの時間も言わずに出ていく。
『もういい年だし、たとえ浮気していても、大丈夫・・・』
そう考えながらも、気になって気になってしかたありません。
そんな日々を過ごしていると、精神的にも辛くなり、ふらつきや吐き気の症状。
そして、夜寝れなくなってしまいました。
睡眠薬を飲みながら、騙し騙し過ごしていましたが、気持ちのやり場がありません。
夫に話しかけても、無言で家を出て行く日々。しかも浮気の証拠もない。
『こんな時、どうしたらいいんだろう?どうやったら今の状況から開放されるんだろう。私は平穏に暮らしたいだけなのに。』
と、わらを掴む思いで、探偵事務所のドアを叩かれました。
とにかく現実を知るしか方法がない
辛かった毎日の話を沢山聞かせてくれ、相談された奥様は、最後に事実を知ることを決断されました。
わかりやすいご主人は、土日は毎週朝から出かけていくので、その日を調査。
そして結果はすぐに出る事に。
浮気相手は、バイト先の幼稚園の園長先生でした。
2人は、県外に出掛けてデートを楽しみ、ホテルで数時間を過ごしていました。
奥様はあまりの出来事にショックを隠せないようでした。
「まさか、毎日通っていた仕事先でこんなことになるなんて。。。」
奥様が責めなかったからうまく言った事例
今回のご主人の行動は『自分は浮気していますよ!』と言っているようなものでしたが、奥様はそれについて、夫を問い詰めるようなことをしませんでした。
その結果、すぐに浮気が判明しました。
浮気しているパートナーに対し、問い詰めたり責めてしまうと、警戒し調査が難しくなります。
浮気の証拠が取れた後で責める。これが一番有利な結果へと繋がります。