最近増えてきましたが、自分である程度調べてから、相談に来られる方がいます。
こちらとしても浮気調査のための有益な情報が得られるのなら、とても助かります。
特に、車にGPS端末を取り付けて、居場所を特定する方が多いです。
ただ、やり過ぎは禁物。
そして、探偵に依頼を考えている方は、以下のことを絶対に注意してください。
GPSが見つかると致命的
まずは、取り付けたGPS端末が絶対に見つからないことです。
見つかるように取り付ける方はもちろんいないでしょうが、どんなキッカケで見つかるかわかりません。
GPSが見つかると、その後に浮気の証拠を掴もうと思うと、かなり苦労することが多いです。
男性であれば、機械やパソコンに詳しい方が多いので問題ないかもしれませんが、少しでも自信がない方は、やめておくのが無難です。
よくあるGPS端末取り付けがばれるケース
よくあるのが、車にGPS端末を取り付けていて、車の掃除や車検・整備などで見つかることです。
実際にあったケースで、奥さんが旦那さんの車にGPS端末を取り付けていたのですが、たまたま車をディーラーに持っていき、GPS端末が見つかったことがありました。
当社に調査を依頼されていたので、奥さんにはGPS端末は取っておいてくださいとお願いしていたのですが。
この後の旦那さんの警戒具合ですが、もうほぼ尾行が無理な状態に。
24時間営業のスーパーに車を止め、そこから歩いて細い路地を右へ左へ。
そして、誰もついてきていないのを確認して、浮気相手の車に乗って行ってしまうのですから、プロでも難しい調査になります。
GPS端末を取り付ける場所は、「まぁ、ここなら見つからないだろう。」と妥協してはダメです。
しつこいようですが、GPS端末を取り付けるなら絶対に見つからないように、少しでも不安があるなら取り付けないことです。
※2023年、夫婦間でもGPSの取り付けで逮捕された事件があります。

GPSの場所を自分で見に行かない
もう一つの注意事項は、GPSの場所を自分で見に行かないことです。
GPSの位置情報で、気になる場所や怪しい場所がわかったとき、その場所に行きたい衝動に駆られると思います。
そして、我慢できずに見に行ってしまう方もいるのですが、これはやめたほうがいいです。
どんなに帽子やサングラス、新しい服を着て変装しても、動きの癖などから、本人とわかってしまいます。
タイミング悪く本人と鉢合わせしてしまったら、どう思われるでしょうか?
勘が良い人なら、「GPSが付けられている」と発想するかもしれません。
浮気相手に見られてしまう可能性も
また、本人だけでなく、浮気相手にも鉢合わせする可能性もあります。
浮気相手と会ったことがないから大丈夫と思われるかもしれませんが、浮気相手はあなたの顔を知っているかもしれません。
例えば、「奥さんどんな顔しているの?」と浮気相手から聞かれ、スマホの写真を見せているのはよくある話。
浮気相手の自宅らしき場所を見に行くときも注意が必要です。
自分の代わりに、知り合いだったらばれないから大丈夫と思われるかもしれませんが、これもできればやめておいたほうがいいでしょう。
頼まれた方は、頼りにされていると感じ、「よしっ!やってやるぞ。」と気合い十分。
腕をブンブン振り回している状態です。
そして、ちょっと見に行くだけではなく、必要以上にウロウロしてしまい、結果怪しまれてしまうかもしれません。
一旦、怪しまれたり警戒されると、警戒が解けるまで相当な時間を要することになります。
精神衛生上よくない
先ほどGPSが見つかった事例の話をしましたが、常に「見つかるかもしれない」という不安がつきまといます。
GPSを取り付けている車が、車屋さんに行ったとしましょう。
ただ、車屋さんと話をしているだけかもしれませんが、取り付けた側はドキドキが止まりません。
常にこのような不安がつきまといます。
警戒されるとプロでも難しい
「バレたらプロに頼めばいいから。」と思われるかもしれませんが、警戒している人を調査するのは、プロでも簡単ではありません。
浮気さえ継続していれば、証拠は撮れるとは思いますが、警戒している分、余計に時間と費用がかかってしまいます。
もし、これから自分で調べようと思っている方は、慎重に行動してください。
それでも自分で浮気調査をしたい方は、必要な機材について以下の記事にまとめています。